大寒(だいかん)の日は一年で最も寒さが厳しくなる時期です。その大寒の日に身体を内から温め、疲れや心を癒す飲み物として長い間親しまれているのが甘酒。
「大寒の日は甘酒の日」と制定したのは森永製菓株式会社で、日本記念日協会にも認定されています。「大寒」と「甘酒」はセットで覚えちゃいましょう。大寒の日と甘酒の日について解説します!
目次
大寒の日
大寒の日とは(二十四節気)
大寒の日は二十四節気(にじゅうしせっき)で24番目の最終節にあたります。季節の一年の終わりという意味です。
二十四節気とは、季節の移り変わりを示したものです。これは、春夏秋冬、4つに分かれている季節をさらに6つに分けた暦で、この最終節が大寒。
大寒のあとは立春が来るので、また一年の始まりになります。
2022年の大寒の日
二十四節気は日付で決まっているわけではないので、毎年日付は変わります。では、2022年の大寒の日はいつでしょう?
1月20日(木)です。
大寒の期間は1月20日(木)~2月3日(木)で、2月4日は立春になります。
甘酒の日
甘酒の日って、耳にしたことあるけど一体いつのこと?と、思いますよね。実は「甘酒の日」は「大寒の日」です。
甘酒の日の由来
由来は、森永製菓株式会社が制定した「大寒の日」は「甘酒の日」を日本記念日協会に認定されたことです。森永製菓株式会社は1969年、瓶に入った甘酒の販売を開始したことでも有名で、以来、様々なタイプの甘酒を発売しています。
甘酒に関連する記念日?!
甘酒に関係のある記念日にはどんな日があるのか、こちらで紹介します。
- 01/20「甘酒の日」:大寒の日に甘酒を飲んで心も身体も温めましょう!
- 01/25「美容記念日」:飲む点滴といわれる甘酒で身体を整えられます。
- 08/05「発酵の日」:マルコメが制定した記念日。味噌だけでなく、もちろん甘酒も発酵食品です。
- 08/08 「こうじの日」:日本の食文化に欠かせない発酵。その発酵の元である「こうじ」を広めるために制定された記念日です。
- 11/22 「甘酒ヌーボーの日」:株式会社ベストシーンが当社の甘酒商品「甘酒ヌーボー」をPRするため、ワインの「ボージョレヌーボー」(ワインの新酒)ように広めたいと制定した記念日。11/22も二十四節気の小雪です。
大寒の日何を食べる?
大寒の日は身体にやさしい栄養のあるものを食べて、春に向け体調を整えたいですね。この時期、旬で美味しい食べ物はどんなものがあるでしょう。
大寒の旬な食べ物紹介
- 小松菜・水菜
どちらも寒さに強い野菜で冬の代表野菜です。鍋などに入れて食べかたはオススメ!
- 寒サバ・寒ブリ
この時期は脂がのっていて美味しいですよ!
- 大寒たまご
大寒の日に産まれた卵。昔はこの時期はニワトリも厳しい寒さで卵を産む数が少なくなるため、時折産む卵は栄養がたくさんあるといわれていました。
大寒の日、甘酒の飲み方
大寒の日(甘酒の日)はもちろん甘酒を飲みますね、こちらで簡単な甘酒の飲み方を紹介します。
- 温めて飲む
マグカップなどに入れてラップをしたら電子レンジでチン!
加熱時間の目安は、600Wで1分00秒~20秒、500Wで1分30秒~40秒です。
- スムージーで食べる
甘酒とプレーンヨーグルト、あとはお好みの野菜や果物を一緒にブレンダーで混ぜるだけです。
甘酒200gに対してヨーグルトは大さじ4くらいが適量ですが、お好みで調整してください。甘酒スムージーで販売もされています。バタバタする朝にはこちらもオススメです。
- 甘酒鍋
大寒の日一番オススメなのが甘酒鍋です。
市販の鍋の素に200mlの甘酒と白菜、小松菜などの野菜を5分程度煮ると、甘酒と野菜の自然な甘味が引き出します!
まとめ
一年で最も寒さが厳しいといわれる大寒の時期は、心身ともに温まる甘酒はよく売れるそうです。
江戸時代の頃は「滋養強壮」の効果があるといわれ、夏の飲み物として親しまれていましたが、現在では逆に一年の疲れを癒すという意味で、冬に飲むほうが定着しています。
大寒に甘酒を飲んで心も身体も癒しましょう!