地域で愛される「ご当地あまざけ」に着目し、甘酒造りのストーリーと甘酒商品の詳しい情報を読者の皆様にお届けする連載企画。第24回目の紹介記事は、長野県の仙醸(せんじょう)を特集します。
目次
メーカーについて -About-
桜の名所として名高い信州高遠で、創業から155年を迎えた酒蔵です。社名の「仙醸」は、南アルプスの女王ともいわれる仙丈ケ岳に由来します。
「米発酵文化を未来へ」を経営理念に掲げ、清酒のみにとらわれず、どぶろくや焼酎、甘酒、など、幅広い商品を展開。最近では、通常の約10分の1という小さな規模で仕込む、多様で個性的な「クラフト酒」づくりにも取り組み、米発酵の世界の探求を日々続けています。
製造過程 -Produce-
蒸米を使わず、70%精米の酒米を使用した米麹だけで仕込んでいます。日本酒造りで使うのと同じ米麹で、甘酒としては高精白なので、雑味のないすっきりとした味わいをお楽しみいただけます。
砂糖は一切使用していませんが、お米由来の甘味を強く感じることができます。ノンアルコールで、保存料や着色料などの添加物も一切不使用。お子様や妊娠中の方にも安心してお召し上がりいただける甘酒です。
商品 -Product-
- 「仙醸 生あまざけ」
「仙醸 生あまざけ」です。甘酒には麹由来の酵素がふんだんに含まれていますが、一般的な市販の甘酒の場合、加熱処理の過程でそれらが破壊されてしまいます。
一方、「仙醸 生あまざけ」は、甘酒を加熱処理せずに冷凍した商品。安全性を確保しながら、200種類以上の生きた酵素も一緒にお召し上がりいただけます。サプリメント感覚で毎日摂りやすいスティックタイプ。お客様からは、「おいしくて飲みやすい」「飲み始めてから少し体が軽くなった」といったお声が届いています。
メッセージ -Message-
生甘酒に関しては、まだまだその価値を伝えきれていないので、美味しい食べ方、調理方法などについても発信していきたい思います。
また酒粕の活用方法として、これまで粕漬けに使うくらいしかありませんでしたが、酒粕を使ったスイーツ(クリームチーズを使用したケーキのようなもの)も開発中なので、これも世に出していきたいと思います。
江戸時代には主に夏に飲まれていた甘酒は、夏の栄養ドリンクとして日本人の健康に欠かせないものでした。このころの甘酒も加熱していない「生あまざけ」だったはずです。
食品衛生法が整備されてから「加熱済の」あまざけしか流通できなくなってしまいました。体によく、何よりも美味しい甘酒をこれからも作り続けていきたいと思います。
おすすめの商品 -Product Recommendations-
毎日摂りやすいスティックタイプ。そのまま食べるのはもちろん、ヨーグルトなどに混ぜるのもおすすめです。お客様からは「おいしくて飲みやすい」「飲み始めてから少し体が軽くなった」といったお声が届いています。
お得な定期購入もありますので、ぜひお試しください。
今回ご紹介した甘酒メーカーについて
株式会社仙醸
公式サイト:https://www.senjyo.co.jp/
生あまざけの購入はこちら:https://shop-senjo.jp/nama_amazake/
長野県伊那市高遠町上山田2432