あまざけプレス特集 ご当地のあまざけ 全記事

宝来屋本店-福島県 100年伝承の糀で作る昔なつかしい米糀のあま酒


地域で愛される「ご当地あまざけ」に着目し、甘酒造りのストーリーと甘酒商品の詳しい情報を読者の皆様にお届けする連載企画。第25回目の紹介記事は、福島県の宝来屋本店(ほうらいやほんてん)を特集します。

目次

メーカーについて -About-

編集部
御社についてご紹介ください。

宝来屋本店は、1906年に福島県郡山市に柳沼雄太郎によって創業しました。現在は4代目の柳沼広人が家業を引き継ぎ代表取締役として伝統的な発酵文化を発信しております。

「伝統の発酵技術を生かし未来の健康と長寿につながる豊かな食文化を創造する」ことを事業理念とし、100年以上にわたり伝承されている糀製法によって、品質の高いあま酒をはじめ、三五八漬けの素、味噌や醤油こうじを製造しています。糀の持つ素晴らしい力を国内、海外への普及にも努めております。

製造過程 -Produce-

編集部
甘酒開発のきっかけやストーリー、こだわりや工夫を教えてください。

当社は元々糀屋として創業し、あま酒製品を作り始めたのは、60年以上前になります。どこでも飲めるよう利便性を考え、平成15年には全国に先駆けてペットボトルタイプの冷やしあま酒を開発しご好評頂きました。

新商品を開発する際に心がけていることは、味だけではなく、お客様に「それ面白い!」と感じていただき、機能性も考慮した付加価値の高い製品を作ることです。最近では、食物繊維が豊富な「もち麦あま酒」や、カカオと米糀を発酵させた「RISE CACAO」という米糀発酵飲料を開発しました。これからも、固定概念に囚われない、革新的なあま酒を開発していきます。

商品 -Product-

編集部
御社のいちおし商品とその特徴について教えてください。

宝来屋本店のあま酒は、全て米糀のみから作っているため、砂糖不使用になります。そのため、スッキリとした自然の甘さと米糀の粒々食感が楽しめるのが特徴です。

また、アルコールも0.00%のため、お子様から幅広い世代にお飲みいただけます。夏は冷やして熱中症対策に、冬は温めて飲むことをお勧めします。いちおしはプレーンタイプのあま酒になります。その他にも、レモン、ゆず、抹茶といったフレーバータイプもあります。

メッセージ -Message-

編集部
これから挑戦したいことを教えてください。

あま酒を作り続けて60年以上になります。自慢のあま酒をより幅広い世代の方々の飲んでいただけるよう、活用レシピを考案し、さらに新商品のあま酒も開発していきたいと考えています。

また、国内だけではなく、海外に向けてもあま酒を広めていきたいと考えています。現在、欧米圏、アジア圏、中東圏等へあま酒を輸出しています。海外では、あま酒の認知度がまだまだ高くありませんが、日本の伝統飲料を普及し、健康を広めていけるよう努めていきます。

編集部
最後に、読者へのメッセージをお願いします!

弊社は地元のスポーツイベントや物産店等に出店し、あま酒を試飲販売する機会があるのですが、その際に「あま酒の概念が変わった」、「飲みやすく、美味しい」といったお声をいただいております。ぜひ一度宝来屋のあま酒をお試しいただけたらと思います。今までのあま酒のイメージが変わるかもしれません。

これからも皆様においしいあま酒をお届けしていけるよう製造技術をさらに磨いていきます。

おすすめの商品 -Product Recommendations-

メーカーのコメント

宝来屋本店の冷やしあま酒です!国産米使用で、砂糖不使用・アルコール0.00%のあま酒になります。スッキリとした糀だけの自然の甘さをお楽しみください!

今回ご紹介した甘酒メーカーについて

株式会社宝来屋本店
https://www.e-horaiya.com/
〒963-0725 福島県郡山市田村町金屋川久保54−2

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