地域で愛される「ご当地あまざけ」に着目し、甘酒造りのストーリーと甘酒商品の詳しい情報を読者の皆様にお届けする連載企画。第30回目の紹介記事は、福島県の矢澤酒造店(やざわしゅぞうてん)を特集します。
目次
メーカーについて -About-
1833年(天保4年)創業。日本酒の製造・販売をしています。主な銘柄は「南郷」です。
昨年のInternational Sake Challengeの純米大吟醸部門で日本一となるトロフィー賞を受賞しています。
蔵がある矢祭町は東北地方最南端の町で、近くに鮎で有名な清流「久慈川」が流れています。仕込水は久慈川の伏流水です。弊社より上流にはダムや堰などの人工構造物がないため、滞ることなく流れ下る掛け流しの天然水です。
製造過程 -Produce-
甘酒といっても酒粕で作る甘酒と米麹から作る甘酒がありますが、どなたでも楽しめるノンアルコールの米麹から作る甘酒としました。
また、甘酒だけですと、甘さが口に残り飲み疲れするところがあるので、酸味を効かせることにしました。矢祭町ではブルーベリーを栽培しています。矢祭町で手摘みされたブルーベリーと弊社がお酒を作るために作る米麹のみでつくった矢祭町のコラボ商品となっています。
商品 -Product-
- 「こんるり」
ブルーベリー甘酒「こんるり」です。米麹の糖化作用により生み出された透明感のある甘さとブルーベリーの爽やかな酸味がうまく調和しています。色も赤紫色でとても綺麗です。
ブルーベリーには豊富なアントシアニンが含まれています。目にいいということで高齢の方が買われたり、見た目から若い女性が買われることが多いです。冷やしてそのままお飲みいただくことをお勧めしています。
メッセージ -Message-
ブルーベリーだけでなく、他の果物などの甘酒を第二弾、第三弾と作ろうと思っています。
老舗酒蔵が酒の仕込みに使う麹でつくった甘酒です。地元の手摘みのブルーベリーと合わせ、甘酸っぱい飲み味を実現しています。
おすすめの商品 -Product Recommendations-
米麹の糖化作用により生み出された透明感のある甘さとブルーベリーの爽やかな酸味がうまく調和しています。色も赤紫色でとても綺麗です。ブルーベリーには豊富なアントシアニンが含まれています。冷やしてそのままお飲みいただくことをお勧めしています。幼児からご年配の方まで幅広いお客様に愛されています。
今回ご紹介した甘酒メーカーについて
株式会社矢澤酒造店
https://www.yazawashuzo.co.jp/
福島県東白川郡矢祭町戸塚41